鮎川俊介の「晴行雨読」

晴れたら小さい旅、雨が降ったら静かな読書。風景や本、人との出会いを記録します。

「いせさき明治館」と「軽トラ市」

 「武家門通り」の突き当りを左折して、信号のある交差点で右折すると、通りの両側に軽トラなど商用車が並び、荷物を下ろす人たちでにぎわっていました。

 「いせさき軽トラ市」と書かれた幟があって、軽トラ等で新鮮な野菜などを運んで来た人たちが、「朝市」を行う通りであることを知りました。

 その通り右手に、2階建て白亜(赤い屋根)の木造洋風の建物があり、目を引きました。「いせさき明治館」と呼ばれる、明治45年(1912年)に建てられた医院(「黒羽眼内科医院旧館」)で、木造洋風の医院建築としては群馬県下で最も古いものであるとのこと。

 もとは「本町通り」にあったものを、2002年(平成14年)に現在地に曳き屋移転したものだということです。

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