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鮎川俊介の「晴行雨読」

晴れたら小さい旅、雨が降ったら静かな読書。風景や本、人との出会いを記録します。

西町通りの相川考古館の建物

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 本町一丁目交差点の南西角にある、かつては醤油醸造販売を行っていたという「町田佳聲生家」を左手に見て南下する通りが「西町通り」。

 その「西町通り」を進むと、右手に立派な瓦屋根の門があり、その左横に「相川考古館の指定文化財」と記された案内板がありました。

 それによると、この「相川考古館」は昭和25年(1950年)の開館で、相川之賀(しが)氏が明治・大正年間に収集した考古資料が数多く収蔵されており、中でも「埴輪男子立像」「埴輪男子倚像(いぞう)」「埴輪武装男子立像」の三体の人物埴輪は国指定重要文化財になっているとのこと。

 これらはいずれも伊勢崎市内および周辺の古墳から出土したものであるようです。

 とくに「埴輪男子倚像」は「琴を弾く埴輪」として知られ、全国的に見ても珍しいものだということです。

 また相川家茶室は文久元年(1861年)に、隠居屋を兼ねて建てられたもので、江戸時代のものとしては県内最古の本格的な茶室であるとのこと。

 このあたりは三光町といって、空襲による火災を免れた地域。

 相川家も、またそこに収蔵されていた考古資料も、幸いに空襲の被害を受けなかったのです。