鮎川俊介の「晴行雨読」

晴れたら小さい旅、雨が降ったら静かな読書。風景や本、人との出会いを記録します。

結城のまちづくり

 

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  結城市内の町角で、一枚の看板に目が留まりました。

 「歩いて暮らせる安全で心なごむ街」とあり、「電柱地中化実現後のイメージ」と記されたイメージ写真が大きく掲載されています。

 イメージ写真の通りには車が走っておらず、コンクリートの電柱や電線はなく、町並みがすっきりしています。

 建ち並ぶ見世蔵には暖簾がかかり、通りには散策している人たちや、通り脇のベンチに座って憩う人々がいます。

 車が走っていない時代、通りは人々の重要なコミュニケーションの場でもあったことを想起させる看板でした。

 「空地空店舗活用」「誘客交流事業」といった語句が、結城のまちの課題を示しています。

 まちを歩いていて、「NPO法人結城まちづくり研究会」の暖簾や看板もあちこちで見かけましたが、ここ結城でも、商工会議所やNPO法人等によってさまざまな「まち」の活性化の試みが行われていることを知りました。